悲しい裁判の判決公判がありました。
認知症の母親(86歳)を介護疲れの息子(54歳)が
母親同意の上殺害し、自殺を図った事件でした。
「裁かれたのは被告だが、日本の介護制度と行政の
怠慢が問われている」と言っても過言ではないとの
裁判官の説諭付き。。
バブル後の長いゼロ金利政策、100兆円とも200兆円
とも言われる税金の投入。
その上それでも足りずにこれから更に本格化する
増税へと、金融機関破綻の付は全ての国民に!と
いう間違った国策の元、無責任で最悪の破綻処理
が普通の生活者を踏み台にしていますね。
本来高齢化社会の備えに使われるべき税金でした。
空前の好決算と言われる銀行はどのようなメセナを
用意されているのでしょう?
介護制度の不備はダイレクトに女性にふりかかって
来る問題だけに欲ぼけた国会のお爺さん達を見る度
気持ちが沈みます。
収入が無い、老人ホーム住まいの老人の住民税、
健康保険料負担が年々増え続ける現状や国策的
老人輸出奨励話等恥ずかしい国策だと思います。
高い税率でも国民が納得して払うスエーデンのような
すっきり爽やかな国家になって頂きたいものです。
シンクレア